「ヨーロッパ物語紀行」松本侑子著
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©Yuko Matsumoto
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物語の生まれ故郷への道しるべ
人それぞれ生きていくうえでいつも大切にしている物語があります。その文学が異国で誕生したのであればいつかその国へ訪れたい!そう思う人も多いのではないでしょうか?
ただ陸続きの欧州とは違い海に囲まれた日本で生活をしているといざ異国へ訪問するとなるとそれなりの労力がいります。「でもいつか物語の舞台へ訪れてこの目で見てみたい
・・・でも・・」とあともう一押しして欲しい人には是非読んで頂きたい一冊であります。
私は今回松本氏のフランダースの犬へ対する深い情熱と膨大な情報から様々な角度から分析をされていて私も食い入る様に読んでしまいました。またこの物語に対する松本氏の
受け止め方にとても強い共感を感じこの物語が何を訴えているのか?小説の中で作者は神の存在であるから神は主人公ネロに何をゆだねたのか?!このテーマがこの本に刻まれ
ています。
この本を読み終えるとまたアントワープに行きたくなりました。次回作には私の大好きな「若きウェルテルの悩み」も取り上げられるようでそちらも気になります。今年のクリ
スマスのプレゼントに「フランダースの犬」とこの「ヨーロッパ物語紀行」はいかがでしょうか!
1/December/2005
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