EXPO in Antwerp
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物語の舞台となったアントワープで「フランダースの犬」をテーマにした展覧会が4月30日から開催されます。展覧会の会場となるファビオラ王妃ホール(Koningin Fabiolazaal)の周辺には、聖母大聖堂や、ルーベンスとその家族が埋葬されている聖ヤコブ教会、ルーベンスの家など、物語に縁のある場所が多くあります。
展覧会にあわせて、「フランダースの犬」のドキュメンタリー映画を製作したディディエ・ヴォルカールト(Didier Volckaert)とアン・ファン・ディンデレン(An van Dienderen)の、「フランダースの犬」についての本も出版されます。長年に渡る、「フランダースの犬」についての研究を通して、物語が生まれた背景や作家ウィーダの生涯、19世紀当時のフランダースがどんな所であったのかが紹介されます。
19世紀に英国人作家、Ouida(ウィーダ)に書かれた人気小説である「フランダースの犬」は、クリスマスイブにアントワープの大聖堂にあるルーベンスの『キリスト降架』の前で亡くなるネロとパトラッシュについての物語です。
1975年の日本のテレビシリーズ(日本アニメーション製作)や、1914年から1999年にかけて製作された5つのハリウッド映画にもスポットを当てています。また、スケッチ、文書、写真などを通して、ネロとパトラッシュがいたであろう1870年代のアントワープを発見することができます。
展覧会では、日本とアメリカで翻訳された100を超える出版物・写真が展示され、映画の未公開映像の一部やドキュメンタリー「パトラッシュ、フランダースの犬-メイド・イン・ジャパン」のインタビューが紹介されます。
INFORMATION
期間:2010年4月30日から8月29日まで 毎日10から17時 (月曜休館)
場所:ファビオラ王妃ホール Koningin Fabiolazaal, Jezusstraat 28, 2000 Antwerpen
入場料: 2 €(団体割引あり) 車いす利用可 (会場では日本語訳も用意されています)
Eメール:info@kfz.provant.be ウェブサイト:http://www.provant.be
交通
公共交通機関(全ての停留所は ファビオラ王妃ホールから徒歩数分内):
電車・・・アントワープ中央駅
バス・・・市内バス:1/13/19/23 停留所:オペラ Opera
長距離バス停留所: ルーズベルト広場 F. Rooseveltplaats
路面電車・・・10/11 停留所: ルーズベルト広場 F. Rooseveltplaats /
2/3/5/12/15/24 停留所:オペラ Opera
車の場合:
ファビオラ王妃ホールは歩行者天国の通りにあります。駐車場は フランス通りFrankrijklei(ゲント/ブリュッセルへの高速道路から繋がっています)の路上か 有料の駐車場が聖ヤコブ市場の入り口にあります。
ドキュメンタリーフィルム「パトラッシュ・フランダースの犬~ メイド・イン・ジャパン」に関しての情報は:http://www.dogofflanders.be/
この展覧会は Elektrischer Schnellseher(http://www.elektrischerschnellseher.com/)の協力のもとアントワープ県とラノー出版社(Uitgeverij Lannoo)の企画によるものです。
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