日本のお米と赤とんぼ

以前フィリピン人の友人とお米の話しになって、とても楽しい話題になりました。きっかけはエジプトのお米は3期作でナイルからもたらされる豊かな栄養が原因。と言った事から始まりました。

「フィリピンではお米は年に2回採れます」

私は「そうなんだぁ。日本は年に一度だから温かいエリアの方が沢山お米が作れるんだね!」と勉強になったのですが、金子みすゞではありませんが、みんなちがって、みんないいという事でお米料理話しに花が咲きました。

お米は日本人にとって主食ですしそのお米を作っている田園風景や決して値段だけでは計る事の出来ない魅力が沢山あってやはり大切にしなければならない文化ではないかと思う事が多くなりました。先日も安価な外国産を売るというニュースがありこれからはお米の原産地をよく見てから買わなくてはならないと思いました。

私はまだ小学校にあがる前の頃、田んぼの近くで遊んでいたら沢山の赤とんぼが空を覆うように飛んでいた風景を覚えています。空が赤く染まる様に沢山の赤とんぼが飛ぶ大空は本当に忘れる事の出来ない風景でした。

「夕焼け小焼けの 赤とんぼ 負われて 見たのは いつの日か」

あの名曲の赤とんぼの歌詞は私にとって赤とんぼで空が赤くなるというイメージで今も生き続けています。あの美しい田んぼ、そして赤くそまった大空。その風景が再び日本に戻ってくる事を願いながら日本のお米を食べたいと思います。

日本では日本のお米、エジプトではエジプトのお米、フィリピンではフィリピンのお米を食べてみたいですね。みんなちがって、みんないい!これはお米にも言える事だと思いました。

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