オルタネーター・ブラシ交換
自動車にはオルタネーター(alternator)という交流発電機が搭載されています。このオルタネータがエンジンの駆動と合わせて回転し発電をしているのですが自宅のマシンが既に21万キロを過ぎている為、このオルタネーターもブラシという部品が摩耗し発電能力に支障がきたしてもおかしくない距離になりました。(というか遅すぎか?w)このブラシが摩耗し接点から接触出来なくなるとセルモーターの場合は始動(回転)しない、オルタネーターであれば正常に発電をしなくなってしまいます。
そこでオルタネーターを車体から外し分解して回転軸に接触しているブラシ部を新しいブラシに交換し更に寿命をのばす事にしました。今回はことの他ベアリングの状態が良くブラシと接触している軸の方の接触部の摩耗があったため近い将来再度メンテの際に回転軸の交換とベアリングの交換をする事にしました。(金欠のため?ww)
右側が新品のブラシ・ユニットと左が摩耗したブラシ・ユニットです。走行距離が21万キロ超えの為もうちょっと摩耗しているかなぁと思いましたが、少しですがブラシがシャフトとの接触が離れる程ではありませんでした。(ただし十分に交換しなければならない摩耗度です)。また写真だとわかりづらいですが、このブラシユニットの前後がわかりづらいため左右のボルト穴のプレートが少し前後にずらしてあります。これによりヒューマンエラーを起こさずに前後を正しく組み付ける事が出来ます。
無事新しいブラシユニットに交換。発電電圧も正常の為車体に取り付けて完了。次はエンジンのヘッドを外してバルブステムシールの交換を予定しています。ただそれはまだ少々先の話かな?
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アメリカ赴任中の経験ですが、トヨタ車に乗っている現地nの人たちは、20万マイル(32万km)を過ぎたら、ブラシがそろそろ限界になると言っていました。21万kmならまだ安心して乗れる距離だと思います。
Yamaeさま
コメントありがとうございます。またお返事が遅くなり申し訳ございません。
自分の場合うるおぼえですがセルのブラシが逝ってしまったので合わせてブラシを交換しようと思った様な記憶があります。ただ20万マイルの目安は有り難いですね。その後オルタネーターの具合は問題ないですが30万キロ直前でクランクプーリの半月板が損傷していて今後廃車の予定です(TT)
OSHIMA様、2年前にコメントさせてもらったYamaeです。この21万kmのブラシのことを参考に、我が家のスバル・R2という軽4が22万kmに達した時、点検をしました。そして、OSHIMA様のこのページを含めて、そのことをみんカラのR2整備のページに紹介させてもらい、写真も引用させていただきました。今や絶滅危惧種になりつつあるR2オーナーの参考になればという思いもあってのことで、事後ですが、宜しくお願いします。
紹介させてもらったWebsiteは上のとおりです。
Yamae様
平素はお世話になっております。またお返事が大変遅くなり申し訳ございません。ちょっとブログを放置しすぎておりました(汗)
以前オルタネーターのブラシ交換をしたカローラですが丁度30万キロ直前でエンジン不調となり30万キロを超えたあたりで残念ながら廃車になりました。エンジン不調は点火タイミングのズレが発生したのが原因で修理はクランクシャフト交換が必要な為諦めました。