母の日とカーネーション

今日は母の日という事で恐らく花屋さんには沢山のカーネーションが売られていたのではないでしょうか?私個人はまだ私が子供ころは自分に母親がいなかったせいもありこの母の日というのがとても面倒で仕方なく周りから「母の日は何をあげるの?」と友だちから聞かれる度に誤魔化すのが面倒で面倒で仕方ないというのが想い出に残っています(笑)

そんな過去の苦い思い出もすっかり風化され人生の運命かカルピスの歴史を調べると実はこの母の日に欠かせないカーネーションが実は密接な関係にある事に直ぐ分かりました。なぜかというと日本にカーネーションを持込み栽培に成功した人が土倉龍治郎だったのです。それ故この龍治郎は”カーネーションの父”とも呼ばれていました。

https://ja.wikipedia.org/wiki/土倉龍治郎

また、この龍治郎は日本国内に帰国する前はなんと台湾の国内初めての電力会社を設立した方であまりのダイナミクスさに驚きを禁じえませんでした。(動画の中で龍治郎氏は 4:25 あたりで紹介されています : 台湾電力の父 土倉龍治郎)

平成25年度の今日、NHKでは”八重の桜”が放映されていますがこの八重の旦那様が新島襄であり同志社の設立者でもあります。この新島襄が龍治郎の父・土倉庄三郎との繋がりから龍治郎は同志社へ入りその影響でクリスチャンになります。そのクリスチャンの精神の影響を受けたのが後の土倉冨士雄でした。

フランダースの犬の最後のシーンで最後の決断をするカルピス社長の姿は他人から見ると一瞬の出来事の様に見えますが、ふと歴史の流れを見つめると点と点が結ばれる本当に歴史の素晴らしさを体感する事が出来ます。カーネーションを見ると単なる花ですが歴史のフィルターを通すとまた違った美しさが見えてくるかもしれません。

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