武庫愛の園幼稚園のパトラッシュ

もう10年以上前になりますが兵庫県にある武庫愛の園幼稚園にパトラッシュという犬がいました。こちらからの問い合わせに対して園長先生が親切に教えて頂きこの幼稚園で飼われているパトラッシュは捨て犬を職員の方が救い園内にて飼っているとの事でした。インターネットをパトラッシュを見ると2008年秋に天国に召されたとありました。

武庫愛の園幼稚園のブログにもパトラッシュを取り上げた内容が書いてあり園児達の中でも大切な存在だった事が伝わってきます。

ある卒園者の方がMIXIのコミュニティに書いてありましたが犬を飼った事の無い園児やその家族達はこのパトラッシュが一番最初の犬ではなかったのでは?と書いてありました。

私はこのパトラッシュが捨てられ、それを見つけた幼稚園の職員の方が捨て犬を救い人生を全うするまで大切に育てたこの幼稚園はとても素晴らしいと思いました。と同時に”死”というテーマを幼い園児達がどう受け止めたのか?私はこの時の経験が後の園児達の動物や生き物へ対する優しい心が芽生え生き続けているのではと思っています。

先日も保健所で処分されていく犬猫達の映像や保健所で勤められていらっしゃる方々の訴えを見て本当に辛くなりました。この武庫愛の園幼稚園の様に捨て犬を家族として受け入れるところがこれから沢山増えることを切に願わずにはいられませんでした。

本田増次郎ものがたり

本田増次郎ものがたり

本田増次郎ものがたり

今日自宅に帰宅すると書籍が郵送されて来ました。中をあけると美作国建国1300年記念 – 世界が認めた偉大な英文学者 本田増次郎ものがたり とあり作者長谷川勝政氏より贈って頂きました。とても素敵な本で岡山県出身のフランダースの犬を日本に紹介した本田増次郎の児童向け絵本となっています。本田増次郎がどのように生まれ生涯を通じて何をしたかフランダースの犬以外にもハンセン病患者を救済する為にハンナ・リデル氏と病院の建設に貢献しました。地元岡山は勿論の事、多くの子供達に読んで頂きたい一冊です。流通等の詳細が分かり次第再度ご報告致します。

美作国建国1300年記念
偉大な英文学者 本田増次郎ものがたり

監 修 岡山県美咲町教育委員会
原 作 長谷川勝政(東京都)
さし絵 竹内 幸(津山市) 竹内理沙(津山市)

有吉弘行のダレトク!?

4月1日放送の 有吉弘行のダレトク!?  の中でベルギー国内にてフランダースの犬を知っていますか?とMAXの NANAさんがインタビューするとなんと全員が知らないと答えました。

で、2011年に行われた取材では? ちなみにベルギーフランダース地方のオランダ語(フレミッシュ)では はい= Ja (ヤ) いいえ=Nee と言います。3年前のインタビューで詳細は知らないけど知っている人が多いのが嬉しいですね。

その後にベルギー人によるフランダースの犬のEXPOが行われ更に知名度が上昇の後の今回の0%でした(><)ただ思った事はこの物語を通じて出会ったベルギー人達と地道に物語の普及に努めていけたらと思っております。

当時3割の人が知ってくれる様になり狂喜乱舞してる小生の日記w

フランダースの犬 降格?

先日の投稿にて

もう直ぐクリスマス。アントワープの大聖堂の前のイエスの小屋には今年もきっとフランダースの犬を取り上げられるでしょう。今年も素敵なニュースを見つける事が出来てとても嬉しいですね

と書いたのですが少し残念なニュースが入ってきました。クリスマスが近づき町はお祭りで賑やかなのですが、今年も大聖堂前のイエスの小屋にフランダースの犬が紹介されていると思っていたところなんと残念な事に今年は紹介されていないとの情報が入りました(写真:大城氏撮影)

ネロのいないイエスの小屋

今年もイエスの小屋にはフランダースの犬が紹介されているかと思いきやその説明は無く昨年パトラッシュの役目を果たしていた犬の人形はただポツリと置いてあるだけの状況です。ネロは何処に行ってしまったのでしょうか?!(涙)これはきっと24日のクリスマス・イブには突如ネロが現れなかなか粋な演出も?と思いたいところですが昨年は設置された時からネロとパトラッシュは展示されていたので今年はイエスの小屋出演には降格の可能性が高くなってきました。これはとても楽しみにしていただけに少しショックでもありました。

しかし私が最初にベルギーに訪れた時は絶望的な知名度だった時の事を考えれば今はとても良い状況です。常に浮き沈みは世の常、フランダースの犬が地道に広まる事を願うと同時に行動していくことは何ら変わりません。紅白歌合戦の常連出演者の方々の様に毎年の出演枠確保に期待ですね(笑)

 

好きだった世界名作劇場の作品は何ですか?

AEONさんのライフスタイルというニュースの中に名作劇場のランキングが載っていました。見るとなんとフランダースの犬が1位!!やはりいつの時代もフランダースの犬が好きな方が多いのだなぁと、とても嬉しくなりました。

好きだった世界名作劇場の作品は何ですか?1位「フランダースの犬」2位「小公女セーラ」

他の名作作品もお薦めしたいものばかりですが、このカルピス劇場のラインナップ及び「まんが日本昔ばなし」などは再放送またはリニューアルで放送してほしいと願う人は私だけでしょうか?

もう直ぐクリスマス。アントワープの大聖堂の前のイエスの小屋には今年もきっとフランダースの犬を取り上げられるでしょう。今年も素敵なニュースを見つける事が出来てとても嬉しいですね

母の日とカーネーション

今日は母の日という事で恐らく花屋さんには沢山のカーネーションが売られていたのではないでしょうか?私個人はまだ私が子供ころは自分に母親がいなかったせいもありこの母の日というのがとても面倒で仕方なく周りから「母の日は何をあげるの?」と友だちから聞かれる度に誤魔化すのが面倒で面倒で仕方ないというのが想い出に残っています(笑)

そんな過去の苦い思い出もすっかり風化され人生の運命かカルピスの歴史を調べると実はこの母の日に欠かせないカーネーションが実は密接な関係にある事に直ぐ分かりました。なぜかというと日本にカーネーションを持込み栽培に成功した人が土倉龍治郎だったのです。それ故この龍治郎は”カーネーションの父”とも呼ばれていました。

https://ja.wikipedia.org/wiki/土倉龍治郎

また、この龍治郎は日本国内に帰国する前はなんと台湾の国内初めての電力会社を設立した方であまりのダイナミクスさに驚きを禁じえませんでした。(動画の中で龍治郎氏は 4:25 あたりで紹介されています : 台湾電力の父 土倉龍治郎)

平成25年度の今日、NHKでは”八重の桜”が放映されていますがこの八重の旦那様が新島襄であり同志社の設立者でもあります。この新島襄が龍治郎の父・土倉庄三郎との繋がりから龍治郎は同志社へ入りその影響でクリスチャンになります。そのクリスチャンの精神の影響を受けたのが後の土倉冨士雄でした。

フランダースの犬の最後のシーンで最後の決断をするカルピス社長の姿は他人から見ると一瞬の出来事の様に見えますが、ふと歴史の流れを見つめると点と点が結ばれる本当に歴史の素晴らしさを体感する事が出来ます。カーネーションを見ると単なる花ですが歴史のフィルターを通すとまた違った美しさが見えてくるかもしれません。