松本侑子さんの本で「私の青春文学紀行」を読みました。
赤毛のアンのきめ細やかな分析、そしてキリスト教文学にも精通した松本氏がどう各国の名作を思われているのか?とても楽しく読むことが出来た一冊でした。
私は以前八百屋お七を知った時に、こんなにも昔から情熱的な作品が日本にもあったのだと日本文学に無知な自分を恥じまたお七を知った喜びを今でも覚えていますが、この本の作者:松本氏が海外における時代を越えた情熱的名作をチョイスしお七の様なまだ私が見ぬ名作を教えてくれるのではないかという期待がこみ上げ、松本氏も青春時代にここで紹介されている名作達に没頭していた姿が本からにじみ出てくる作品になっているとても素敵な一冊でした。
あまりここで内容を書いてしまうと良くありませんが私もゲーテの「若きウェルテルの悩み」は漱石の「こころ」と並んで大好きな作品!私もつい松本氏の本を食い入る様に読んでしまいました。また日本ではポピュラーな翻訳本に加え、松本氏が選んだ別の翻訳書籍の紹介があったりと本が本を呼ぶ非常に面白い内容となっています。
是非皆さんもご覧になってはいかがでしょうか?
